表敬訪問を行った交通安全協会の理事ら
秦野市交通安全協会（中田定美会長・役員１８９人）が１月20日、「優良交通安全協会」を受賞した。同協会が優良交通安全協会に選ばれるのは１９９０年以来２回目で、２度の受賞は県下で２協会目となる。
表彰式は東京都の文京シビックホールで開催された「交通安全国民運動中央大会」内で行われた。今年は全国から交通安全活動を積極的に推進している58協会が「優良交通安全協会」に選ばれた。同協会も子どもや高齢者の交通事故防止活動を積極的に実施していることや、「丹沢はだの三兄弟」をプリントした黄色のランドセルカバーの寄付など、地域に密着した記念品や啓発品を作るなど独自の活動を行っている。こうした取り組みが評価され、今回の受賞に至った。
２月９日には、中田会長らが古谷義幸秦野市長を表敬訪問し、受賞の報告を行った。古谷市長は「長い間の労苦が認められ、嬉しく思います。市民や子どもたちの安全を考えると、今までいかに努力してきたか分かる。感謝を述べたい」とあいさつ。中田会長は「地域に密着し、特に子どもや高齢者を守るためにさまざまな取り組みをしてきた。そういう活動を認めていただいたのだと思う」と受賞の喜びを語った。
また、同協会の理事などを歴任し、22年間に渡る交通安全活動への功労が認められ、古谷光一副会長が交通安全功労者緑十字銀賞を受賞。「式典に出席して初めて受賞を実感した。気持ちを引き締め、一層の努力をしていかなければならないという重圧を感じている」と語った。
そのほか、優良運転者緑十字銀賞を飯山登志夫さん（46年間無事故・無違反）、鈴野美枝さん（37年間無事故・無違反）が受賞した。
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