秦野市は、毎年５月の最終水曜日に全国で一斉に開催されている「チャレンジデー」に初めて参加する。このイベントは自治体間で運動やスポーツを行った住民の参加率を競うもので、山口県宇部市と対戦する。
チャレンジデーは、公益財団法人笹川スポーツ財団が主催する住民総参加型スポーツイベントで、今年は５月31日に全国一斉に開催される。
人口がほぼ同じ自治体を対戦相手とし、当日午前０時から午後９時までの間に15分以上継続して運動やスポーツを行った住民の参加率を競い合う。従来のスポーツイベントのように一部の限られた人がスポーツをするのではなく、参加する自治体にいる人であれば、学校・自宅・職場など、どこでも、どんなスポーツをしてもよく、年齢、性別を問わずだれでも参加できるのが特徴。行政や民間団体、住民が一体となって取り組むことにより市民の健康増進の他、地域コミュニティづくりや自治体の活性化につながることが期待されている。
参加を希望する自治体の中から人口規模がほぼ同じ自治体を同財団が選んで対戦を行う。敗れた自治体は対戦相手の自治体の旗を庁舎のメインポールに１週間掲揚するというユニークなルールもある。今年１２８の自治体が参加する同イベント。初めて参加する秦野市の対戦相手は山口県宇部市になることが決定した。
スポーツはウォーキングや自宅・会社・事務所の掃除、徒歩での買い物、料理や洗濯、農作業など、日常生活の延長でも15分以上身体を動かすことであればどのようなものでも良い。市スポーツ推進課では、「１人でも多くの市民に参加して欲しい」と話す。
当日は総合体育館で開会式や閉会式を行い、その際にも体を動かす運動を行う。運動結果の報告方法はスマートフォンやインターネットなどの他、市内公共施設に受付箱などを設置する予定になっている。
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