秦野市文化会館で6月15日、NHK・BSプレミアムで放送中の「新・BS日本のうた」の公開収録が行われ、神奈川県立秦野高校弦楽合奏部の部員8人が特別出演した。
「新・BS日本のうた」(放送/毎週日曜午後7時30分から)は、歌謡曲など長年日本人に親しまれている名曲を紹介する歌番組。15日の収録には、歌手の野口五郎さんや瀬川瑛子さんらが出演した。
同校弦楽合奏部(部員数42人・山口夏穂顧問)に声がかかったのは5月中旬ごろ。「東京ららばい」の伴奏となる弦楽合奏団体を探していた同番組スタッフが、同部を知り直接オファーしたという。
参加したのはバイオリンが4人、チェロとビオラが各2人の8人で、3年生のパートリーダーを中心に構成された。楽譜が手元に届いたのは6月に入ってからだったため、練習期間はわずか2週間弱。メンバーは通常の部活動を終えた後に個人練習に励むなど、少ない時間の中で楽曲を仕上げていった。
華やかな舞台で堂々披露
当日は、倍率14倍の中から当選した観客約1200人が会場に集まった。華やかに幕を開けたオープニングでは、同部のメンバーもステージへ。演奏本番では歌手の水森かおりさんと川野夏美さんの歌声のバックで、練習の成果を披露した。
収録後、メンバーは「細かく音を鳴らす曲調で難しかったので、無事に終えることができてほっとしている」「文化会館は定期演奏会で使っているが、テレビ番組は雰囲気が違うので緊張した」と、安堵の表情で大舞台の感想を述べた。山口顧問も「短い練習時間にもかかわらず、暗譜で堂々と演奏していたので凄いと思った」とメンバーの頑張りを称えた。
この日の収録分は7月2日(日)に放送される予定。
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>