スマホでも検索できる
秦野商工会議所はこのほど、会員企業を紹介する検索サイト「はだのＣＣＩナビ」をホームページ上に立ち上げた。事業所や店舗などを業種やエリア別に検索できるもので、パソコンやスマートフォンに対応している。県内の商工会議所でこのような「ナビ」を導入するのは先駆けになるという。
はだのＣＣＩナビは、秦野商議所の２０１７年度事業で進めている「ホームページの全面リニューアル」のなかで導入したもの。
小売りやものづくり、サービス等の会社を後方から支援するもので、地域の経済振興を目的にしている。これまでのホームページでは単純なリンクの貼り付けだけだったが、会員の紹介ページを新規で作った。商議所の小林俊彦事務局長は「見る側の立場になって、より検索しやすいものになっています」と説明する。
１月29日現在、会員２３５０社のうち１７０社が登録している。１７０社のなかの業種別の上位はグルメ51件（30％）、ものづくり26件（15％）、サービス23件（13％）の順。検索は「キーワード」入力の他に、「エリア」「ジャンル」からもできる。例えば、ジャンルでグルメを検索すると、和食、洋食、中華など11項目と市内４駅周辺などのエリアからさらに絞り込みができる。ナビでは店舗の営業時間等の業務情報に加え、地図アプリと連動し所在地がわかるようになっている。ジャンルはグルメ、ショッピング、ファッション、健康、住まい、金融、サービスなど14種類に分かれている。
イベントともリンク
小林事務局長は「現在開催中のランチフェスティバルの情報ページから、参加店舗をＣＣＩナビで見ることができます。商工会議所のイベントとリンクさせた活用を今後はさらに展開していきたい」と意気込む。
秦野商議所ではナビの目標登録件数を１０００社としており、会員にナビへの登録を呼びかけている。登録するとＩＤやパスワードが付与され会員自身で更新することができる。https://www.hadano-cci.or.jp
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