秦野市安全運転管理者会会長の田村一彦氏(73・府川電機工業(株)代表取締役社長)が内閣府の「交通安全功労者表彰」を受賞した。9月19日には田村氏が高橋昌和秦野市長を訪問し、受賞報告を行った。
同表彰は交通対策本部長(内閣府特命担当大臣)が交通安全の確保や普及などに貢献した個人・団体等を表彰している。今年は全国から21個人、5団体、4市町村が受賞し、表彰式は8月29日、霞が関ビルで行われた。
同会は一定以上の自動車を有する市内事業所からなる組織で、安全運転の確保に向けた啓発活動を行っている。田村氏は1971年に府川電機工業(株)の安全運転管理者に就任後、同会で地区理事や副会長を歴任。2006年から会長職を務めている。「受賞の連絡をいただいたときは半信半疑でした」と田村氏。会長として交通安全の模範事業所を増やそうと積極的な表彰を行っているほか、交通安全に関わる他団体の理事や役員も務め、交通事故防止活動に関わってきた。こうした功績により秦野市の推薦を受けて、今回の表彰に至っている。
自身の安全運転はもとより、自社でも無事故無違反者への褒賞を行い、従業員の交通安全意識の引き上げに成功しているという。田村氏は「事故は企業にとってもマイナスイメージ。交通安全を心がけてもらえるよう、今まで通り活動を地道に積み重ね、安全・安心な街づくりに向けて活動をしていきます」と語った。
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