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秦野版 公開:2018年10月19日 エリアトップへ

トライアル下大槻に出店 地域住民から安堵の声

社会

公開:2018年10月19日

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トライアル秦野店になる予定の旧まるだい
トライアル秦野店になる予定の旧まるだい

 6月末に閉店したスーパーまるだい(下大槻団地内)の跡地が郊外型総合販売店「トライアル秦野店((株)トライアルカンパニー=本社・福岡県)」になることが明らかになった。11月末頃のオープンを予定している。

 トライアルは、全国に202店舗(2017年7月現在)を展開する総合販売店。神奈川県内では藤沢市内に次ぐ2店舗目となる。営業は24時間。詳細は決まっていないというが食品や日用品を扱うという。同社の広報は「欲しいものが揃うディスカウントストアを目指したい」と話している。

地元は出店を歓迎

 下大槻団地内には昔、スーパーまるだいの他に神奈中ストアがあった。しかし社会情勢の変化で神奈中ストアが閉店。その後はスーパーまるだいが買物の拠点として地域住民を支えてきた。しかし今年の6月下旬、スーパーまるだいが閉店したため、買物の場所がなくなり、特に高齢者などにとって日用品などの買物に不便が生じていた。

 同団地地区の自治会はその窮状を救うべく、毎週1回朝市開催で対応している。下大槻団地自治会の森重勇会長は「まるだいの閉店で今後を心配したが、安心した。まだ、オープンまでは日があるので、今後も朝市は続けていく」と出店に関して歓迎の意向を示した。団地内に住む70代の女性は「今はまだ大丈夫だが、これから足腰が悪くなり遠出できなくなったら、近くに買い物をできるところがないと困る。ずっと不安だったが良かった」と話した。

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