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秦野版 公開:2018年11月16日 エリアトップへ

全国学力・学習状況調査 全科目平均下回る 家庭学習や読書も課題

教育

公開:2018年11月16日

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 2018年度の全国学力・学習状況調査の秦野市の結果が、秦野市教育委員会から発表された。秦野市は小・中学校共に全ての教科で、全国平均正答率を下回る結果となった。

 この調査は全国の小学6年生と中学3年生を対象に毎年行われている。秦野市ではこれまで同調査で正答率の平均が全国平均を上回ったことはない。今年も小中学校とも全教科で全国平均・神奈川県平均ともに下回った。

 秦野市教育委員会では正答率の小数点以下を明らかにしていないが、各教科共に全国平均と比較するとその差はおおむね2〜5ポイントだった。市教委はこれらの結果を踏まえ分析を発表。小学校の国語について「漢字を正しく使うこと」、中学校の数学について「順序立てて説明し、問題解決の過程を振り返って考えること」ほか各教科それぞれ課題をあげる。

 その一方質問紙による調査では、「数学が好き」と答えた割合が、2年連続して全国平均を超えるなど成果も上がる。市教育指導課では「現場の先生たちがより生徒にわかりやすいよう、工夫を凝らして授業を進めてくれている」と話す。

 また小中学生共に、本・新聞を読んでいる割合や、学校以外で1時間以上勉強している割合などが、全国平均と比較して低いなどの結果が明らかになった。

 秦野市では秋田や水戸など、成果を挙げている先進地域を視察するなど、教育水準の向上に向け行政と学校が協働した取り組みを続けている。同課では「現状では課題は多いと捉えている。しかしながら今後も学校施策の改善も含め、学校と協力しながら学力向上と教育指導の充実を図りたい」と話した。

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