神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2019年8月23日 エリアトップへ

消防基本泳法で初の全国へ 南分署の柏崎さんが出場

社会

公開:2019年8月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
訓練に取り組む柏崎さん
訓練に取り組む柏崎さん

 秦野市消防署警備第二課南分署第二担当所属の消防副士長・柏崎尚也さん(28)=人物風土記で紹介=が、8月25日に岡山県で行われる第48回全国消防救助技術大会水上の部に出場する。秦野市消防で水上の部出場は初。

 柏崎さんは子どもの頃から競泳を続けていたことから、秦野市消防として初めて水上の部(基本泳法)にエントリー。6月に神奈川県消防救助技術指導会に出場し、19人中5位入賞を果たし、関東大会への出場権を得た。同大会では陸上の部(ほふく救出)で栗原直之さん・中山太一郎さん・高橋義久さんのチームが3位入賞しているが、関東への切符は惜しくも逃している。

 関東大会である消防救助技術関東地区指導会は7月に群馬県で行われ、29人中6位に。出場枠となる8位以内に入り、全国への切符を手にした。

 柏崎さんは「組織全体のサポートを受けて、全国出場を果たすことができました」と話す。出場する水上の部の基本泳法とは、水難救助の際に基本となる泳ぎ方のことで、要救助者の姿を見失わないよう常に目が水面の上に出ていることが重要となる。競技では、頭が沈まないように飛び込み、顔を前に向けたままクロールする「ぬき手」と「平泳ぎ」で各25mずつ泳ぎ、安全確実性と所要時間を競うという。

 現在、柏崎さんは全国大会へ向け、通常勤務とあわせて毎日のように市営プールなどで練習に取り組んでいる。「自分が当初考えていたコンディションより若干ピークに遅れがありますが、ここから照準をあわせたい」と話す。秦野市には海がないため、水難救助などに出動することはあまりないというが、「水難訓練に取り組むことで警防につながるものはたくさんあります。全国では最大限の力を発揮し、自己記録を更新していきたい」と意気込んだ。

秦野版のトップニュース最新6

各種地図をまとめて閲覧

秦野市

各種地図をまとめて閲覧

デジタル化の一環

5月3日

カーネーション出荷ピーク

カーネーション出荷ピーク

市内農家で摘み取り進む

5月3日

「秦野ジビエ」新しいロゴに

「秦野ジビエ」新しいロゴに

東海大生がデザイン考案

4月26日

弘法の里湯周辺も会場に

鶴巻温泉春まつり

弘法の里湯周辺も会場に

飲食ブースなど充実

4月26日

文部科学大臣表彰を受賞

秦野市立末広小学校

文部科学大臣表彰を受賞

読書活動の推進を評価

4月19日

移動販売車で買い物支援

セブン-イレブン

移動販売車で買い物支援

市内の高齢者施設などへ

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook