下大槻在住の加治頼玖(らいく)君(3歳)が10月5日、アメリカノースカロライナ州シャーロットで開催された「2019ストライダーカップ」に出場し、準優勝した。頼玖君がこの大会に挑戦したのは昨年に続き今年で2度目。念願の表彰台に上った。
ストライダーはアメリカ生まれの幼児用の2輪車。一般にペダルはなく足で漕いで進む乗り物として、子育て用に愛用する家庭も多い。この乗り物を使ってレースをするのが人気となっていて、各地で様々な大会が開催されている。頼玖君も両親と共に多くの大会に挑戦し、国内の大会では優勝した経験を持つ。
親子共ストライダーで成長
ストライダーは世界中に普及している乗り物のため、この大会にも様々な国から子どもたちが集まった。激しいレースを勝ち抜いて準優勝した頼玖君。日頃から運動が得意で、体を動かすのが大好き。
サッカー選手だった父親の彰宏さんが「幼児の頃に運動神経を伸ばすことが大切」と、ストライダーを買い与えた。「バランス感覚とか蹴りだす足の力が育つと思います」と話す。最近では負けて悔しい気持ちとか、頑張りたいという気持ちも目覚めてきた。「そういう意味では心の成長も促せるかもしれない」と感じている。
一方ではまだ3歳の子どもなだけに、時には走りたがらない時があったり、ままならないことも多い。特にレースになると親も熱くなりがち。でも「3歳だからできないことがあってあたりまえ。だから感情的にならず、愛情をもって子どもに接することが大切だと感じています。親も学ぶものがあります」と彰宏さんは話した。
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