エースナンバーを背負う成定君
12月30日（月）から始まる第98回全国高校サッカー選手権大会。同大会に秦野市曽屋在住の成定真生也（なりさだまきや）君が県代表の日大藤沢高校の一員として出場する。エースナンバー10番を背負い、ピッチに立つ。
日藤の愛称で知られる同校は、県予選の決勝で宿敵ともいえる桐光学園と対戦。Ｕ20日本代表選手を擁する桐光に１対０で勝利し、５年ぶりに選手権の切符をつかんだ。
エースナンバー10を背負う成定君は攻守に献身的な働きをし、豊富な運動量で勝利に貢献。パスも出し、自らも得点を狙っていくトップ下を任されている成定君は、自らの特徴を正確なトラップと話す。「いろいろな状況の中でボールを自分の置きたいところに置ける。それが次のプレーにつながっている」という。
成定君がサッカーに出会ったのは幼稚園のころ。当時からテレビなどでよくサッカーを見ていたという。くずは台キッカーズでボールに触れ始め、末広小４年の時に、湘南ベルマーレフットサルクラブＰ．Ｓ．Ｔ．Ｃ．ＬＯＮＤＲＩＮＡ育成カテゴリーに入った。日大藤沢高への進学は、監督、コーチやスカウトの誘いがあったからだという。同校では２年生からＡチーム入りを果たしている。
成定君は全国大会の目標をズバリ、「日本一、優勝」と力強く宣言した。同校の初戦は年明け１月２日に川崎・等々力競技場で行われる広島県代表、広島皆実高校。頂点を目指す成定君の挑戦が始まる。
全国大会に出場する日大藤沢チーム
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