神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2020年1月24日 エリアトップへ

上小英語支援事業 英語ぎらいをつくらない パサデナ友好協会が協力

教育

公開:2020年1月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
みんなで英語の歌を熱唱
みんなで英語の歌を熱唱

 4月から小学校5・6年生に本格実施される英語教育。すでに一部の小学校では英語専科の教員が配置されている。

 そんな中、4月から小規模特認校となる上小学校(中村克己校長)で、昨年10月から秦野パサデナ友好協会(六本木康会長)の会員らによる6年生への英語の授業が行われている。上小学校では外部の団体が英語の授業を支援するのは初の試みとなった。

 同会の授業は、昨年4月に姉妹都市パサデナ市から市民親善団が同校を訪れ、この時の交流を通じ「英語で話してみたい」という希望が児童から沸き上がったことがきっかけとなった。英語教育を充実させたいと考えていた同校と、「地域の子どもたちの国際感覚を育てる」という友好協会の理念が一致。中村校長の要請により同会の授業支援が実現した。

 授業はこれまで10回行われ、今年度末までに15回の授業が予定されている。授業では講師となる会員のほか、同校の教員らが協力。今月16日、20日に行われた授業では、ゲームや音楽などが取り入れられ楽しい授業が展開された。連想ゲームのような授業では、子どもたちが次々と知っている単語を発し、答えを導き出していた。子どもたちは「知らない先生が来てくれて楽しい。英語は好きじゃなかったけど、協会の人が来てくれて面白くなった」「パサデナ市の学校の映像を見たけど、自由で伸び伸びしていると思った。英語に興味が湧いてきた」など、楽しそうに話していた。

 同校では「子どもたちの反応は上々。学ぼうという姿勢が出てきたように思う。新年度も継続していきたい」と話した。

 同会の六本木会長は「地域の子どもたちの国際感覚を育てることは会の目的の一つでもある。英語に親しんでもらい、英語ぎらいをつくらない、そんな授業にしたい」と話した。

秦野版のトップニュース最新6

各種地図をまとめて閲覧

秦野市

各種地図をまとめて閲覧

デジタル化の一環

5月3日

カーネーション出荷ピーク

カーネーション出荷ピーク

市内農家で摘み取り進む

5月3日

「秦野ジビエ」新しいロゴに

「秦野ジビエ」新しいロゴに

東海大生がデザイン考案

4月26日

弘法の里湯周辺も会場に

鶴巻温泉春まつり

弘法の里湯周辺も会場に

飲食ブースなど充実

4月26日

文部科学大臣表彰を受賞

秦野市立末広小学校

文部科学大臣表彰を受賞

読書活動の推進を評価

4月19日

移動販売車で買い物支援

セブン-イレブン

移動販売車で買い物支援

市内の高齢者施設などへ

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook