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秦野版 公開:2020年6月26日 エリアトップへ

秦野市 小中学生の悩み相談を 新たに電話窓口を開設

教育

公開:2020年6月26日

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 秦野市は6月から電話相談窓口「はだのっ子あんしん相談室」を開設した。これは小・中学生やその保護者の不安や悩みの相談を受け付けるもので、新たに総合的な窓口を増やすことによって安心につなげることが狙い。

 市教育指導課によると、秦野市ではこれまで児童・生徒、保護者の相談についての対応は、学校を通して行われることがほとんどだったという。スクールカウンセラーや校長OBなどが対応にあたっていたが、今年度はコロナ禍による学校の臨時休校などもあり、これを契機に「1つでも多く、子どもたちの安心材料となるように」と、新たに電話相談窓口を開設することにした。

 電話で受け付けるのは、普段の生活に関することや勉強、友人関係、部活動、家族との関係など、悩み全般。秦野市では様々な問題に対して各相談窓口を設けているが、細分化されているため、小中学生にもわかりやすい総合窓口としての役目を果たすものをめざしている。相談は旧上幼稚園内に設置されているコミュニティルーム「つばさ」のスタッフが対応。スタッフの中には元教員などもおり、悩みや不安について話を聞くほか、必要に応じて専門的な機関などにつなぐという。

 「はだのっ子あんしん相談室」の電話番号は【電話】0463・88・6856。対象は秦野市在住の小学生・中学生及びその保護者。相談の受付は、毎週火曜日から金曜日の午前9時から午後4時までだが、相談時間以外は24時間メッセージを残せるようになっているため「留守番電話にもぜひメッセージを吹き込んでほしい」と話す。

 残されたメッセージについては、内容を確認後、必要に応じて連絡をしたり、学校に相談するなどの対応を行う予定。また相談時間以外については、緊急の内容にも対応できるよう、留守番電話のメッセージで神奈川県の「24時間子どもSOSダイヤル」の番号案内も行っている。

 開設から2週間程度で数件の相談があり、需要は高いという。「大人でさえ不安なこの情勢下で、子どもはもっと不安な日々を送っていると思います」と同課。電話相談窓口の開設は、今後も継続して行う予定で「1人で抱え込まず、何か発信してほしい。みなさんの声を聴きたいと思っていますし、子どもたちによりそう相談室でありたい」と話している。

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