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秦野版 公開:2021年8月6日 エリアトップへ

ゲーム活用し初の大会 秦野eスポーツ協会が企画

社会

公開:2021年8月6日

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コンテストのチラシ
コンテストのチラシ

 コロナ禍のステイホーム時間にゲームを通じて家族間のコミュニケーションを深めてもらおうと、今年4月に啓発・推進を目的に発足した「秦野eスポーツ協会」。同協会が秦野市内の小・中学生を対象に夏休み期間を利用した初の「デジタル創意工夫コンテスト2021」を開催する。

 「eスポーツ」とはエレクトロニック・スポーツの略。広義には電子機器を用いて行う娯楽や競技、スポーツ全般を指し、近年ではコンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦を示す。年齢・性別・ハンディキャップ等の区別なく幅広い人々が同じ種目に参加できる新たなスポーツとして注目されており、今年5・6月には国際オリンピック委員会が各国際競技連盟と主催する初の公式eスポーツ大会「オリンピック・バーチャルシリーズ」を開催し、話題となった。

 秦野市では、コロナ禍で家にいる時間が増えるなか「家族間のコミュニケーションにゲームを使ってもらうことで、より良い親子関係の構築ができるのでは」と4月4日に同協会を設立。稲垣潤一さんを代表に、地域で活動を行う学生や社会人など10〜40代のメンバー約15人が所属している。

 同協会の初の活動は今年5月。「はだの万博祭」内でのSEGA公認「ぷよぷよ大会」で、子どもから大人まで参加し、盛り上がった。

小中学生の創作活動を

 こうした普及活動の一環として、今回は緊急事態宣言下での夏休みに、ゲームを活用して地域活性を行いつつ、子どもたちの想像力を育てようと「デジタル創意工夫コンテスト2021」を企画した。秦野市教育委員会が後援、エンタメ型地域活性化コミュニティココハダLABが協力しており、秦野市内の小学生及び中学生が参加できる。個人のほか、チーム参加も可能(4人まで)となっている。

創意工夫の力育てる8月14日から募集開始

 コンテストで使用するソフトは「マインクラフト」(Microsoft社)とした。このソフトはブロックを積み上げて建物を作ることができるゲームで「多くの子どもたちの間で遊ばれており、幅広く参加できると考えました」と稲垣代表。自由度が高く、創意工夫に長けており、プログラミング学習にも優れているゲームであることから選んだという。

 募集期間は8月14日(土)から24日(火)まで。「未来の秦野を創造しよう!」をテーマに創意と独創性に富んだ新規の作品を募集する。ただし、動作が不完全なものや著作権が存続している著作物を一部でも使用したもの、明らかに類似と認められるものは不可。また作品名に会社名や商品名・キャラクター名を使用したものも不可となる。応募は1人(1チーム)1作品のみ。チーム参加の場合は個人参加は不可。作品のスクリーンショット等を提出することでエントリーとなる。各賞の表彰は8月28日(土)、午後3時からオンラインで開催。最優秀賞には賞状と地場野菜セット等の賞品が贈られるほか、参加者全員にグッズの進呈もある。

 同協会は「楽しく豊かな秦野の未来をゲームの中で再現してみて欲しい」と話している。エントリーや詳細は左の二次元コードから。
 

コンテストへの参加はここからできる
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