10月は「ピンクリボン月間」。世界中、日本各地で乳がんの早期発見・早期治療を呼びかけるイベントが行われている。毎年各地のランドマークがピンクリボン活動のシンボルカラー”ピンク”に染まる様子がニュースなどで報じられているが、今年は秦野で初めて、市内２カ所でライトアップが実施される。実施場所は渋沢駅北口ロータリー（10月31日（日）まで）と、市役所前周辺の水無川河川敷（10月１日（金）から３日（日）まで）。
「このピンクのライトアップを見てより多くの皆さんに乳がんの早期発見・早期治療の大切さを知ってもらいたい」と話すのは柳町商店会の安藤幸一会長。同商店会は２０１５年から毎年年末に「地域を明るく元気に」との思いで、渋沢駅北口ロータリーでイルミネーションを実施しており、季節の風物詩としても有名だ。このイルミネーションの実績がかわれ、神奈川県からピンクリボン活動への協力要請があった。「乳がん検診受診率向上につながれば」と、この要請に応えるかたちで今回のライトアップの準備を進めてきた。
９月25日の朝８時にロータリー前に集合した同商店会会員らは、約２時間かけてライトを設置した。ピンクを基調に白の電球もあしらわれて美しく輝くライトは約３万球。10月31日（日）までの午後６時から深夜０時まで点灯している。また、市役所前周辺の水無川河川敷でも10月３日（日）までの
３日間ライトアップが実施される。
乳がん検診の予約10月29日まで
秦野市健康づくり課では、このライトアップをきっかけに「女性は自分自身が、男性はパートナーや家族が乳がん検診を受けることを思い出してほしい」と話す。市の乳がん検診の予約期間は10月29日まで。検診受診券は送付済み。乳がん検診に関する問い合わせは健康づくり課０４６３・８２・９６０３へ。
LEDライト設置の様子
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