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秦野版 公開:2021年11月5日 エリアトップへ

【Web限定記事】 秋そばの収穫順調に ふるさと秦野そば組合メンバーが刈り取り

社会

公開:2021年11月5日

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そばを刈り取っていく桐山さん
そばを刈り取っていく桐山さん

 「ふるさと秦野そば組合」のメンバーらが10月下旬にそばの収穫を行った。10月29日にはメンバーの桐山清さん(秦野市戸川在住)が曽屋にある30アールほどの畑で、コンバインで一気に刈り取りを行っていった。

 かつて全国有数の葉タバコ耕作地だった秦野市では、裏作としてそばの栽培が行われていたが、現在ではそば耕作を行う農家も減少し、耕作面積が小さい生産者も多い。そうした生産者が連携することで、生産・加工・販売に必要な資材を共同購入し、販路の拡大や収入の増加に繋げようと、2020年に市内生産者3人を初期メンバーとして組合を設立。耕作放棄地の解消と生産者の技術向上・販路拡大をめざし活動を行っている。

 組合ができる前は、収穫量が少ないと一農家の取り扱い分だけでは製粉業者に依頼できず、玄そばで出荷している農家も多かったという。しかし、今は収穫から製粉を組合で所有する機械でできるようになり、そば粉として「はだのじばさんず」や市内のそば店に卸せるようになった。桐山さんによると、こうした変化によってメンバーも少しずつ耕作面積を拡大していくことができており、メンバーも4人に増加。そばの作付面積は組合全体で約500アールに増加した。

 今回、桐山さんが収穫を行った土地は、地権者が高齢により管理できなくなった畑を活用しているもの。こうした耕作放棄地の解消も同組合の重要な目的だ。「組合ができたことで今までより出荷できるようになり、手ごたえを感じている」と桐山さんは話す。 

 同組合で収穫したそばは、11月下旬ごろに「はだのじばさんず」で購入したり、市内のそば店で味わうことができるという。

 

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