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秦野版 公開:2022年1月21日 エリアトップへ

パイプオルガンを導入 本町の秦野聖ルカ教会

文化

公開:2022年1月21日

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オルガニストの飯高さんが奏でる音色が教会に響いた
オルガニストの飯高さんが奏でる音色が教会に響いた

 秦野聖ルカ教会(秦野市本町1の7の17・姜暁俊司祭)は新たに本格的なパイプオルガンを導入した。独特の音色で教会を象徴する楽器だが、近隣でパイプオルガンを導入している教会は珍しいという。

 元々は電子オルガンを使っていたが、30年以上の使用により、老朽化していた。更新を検討していた中で、同教会のオルガニストから「パイプオルガンなら100年以上使える」などとアドバイスを受け検討した結果、導入を決めた。

 同教会が製作を依頼したのはイタリアのゼーニ社。3年前から計画が進められ、同社の職人が教会に足を運びサイズなどを計測したという。同社が製作することになったオルガンは第1鍵盤56鍵、第2鍵盤56鍵、足鍵盤30鍵、パイプの本数は366本にも及ぶ本格的な仕様となった。

 教会の大きさに合わせサイズを測り製作が進められ、完成したパーツは昨年10月29日にイタリアのジェノバ港から船便で発送された。12月10日には日本に到着したものの、新型コロナウイルス感染症の影響でイタリアから組み立てる職人が来日ができないというアクシデントが発生。

 そこでゼーニ社に代わり、日本でパイプオルガンを手掛けた経験が豊富な岐阜県白川町の藤吉オルガン株式会社が組み立てを行うことになり、1月中旬、ついに完成した。試し弾きをした同教会のオルガニスト飯高康子さんは「音色が優しく、みなさん歌いやすいのではないか」と印象を話す。同教会では「教会はもちろんですが、秦野の豊かな文化生活のために役立つことができれば」と話す。

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