子どもの頃の思い出を話す吉田さん
２０２１年度青空レクチャー本町四ツ角街歩きが３月12日に行われ、多くの市民が参加した。
この事業は、本町地区にある国登録有形文化財の建造物や近代建築などに焦点を当てたまち歩き。この日は東海大学工学部建築学科教授の小沢朝江さんと、ＮＰＯ法人秦野にぎわい創造まちづくりの福田省三さんが講師を務め、現地で参加者を前に建物の特徴などについて解説を行った。
見学を終えた参加者は本町公民館へ移動。同公民館では、秦野市出身の俳優で、歌手としても活躍している、吉田栄作さんをゲストに招いてトークショーが行われた。吉田さんは２０１９年「はだのふるさと大使」に就任し、秦野に関する情報の発信と魅力のＰＲに努めてきた。
本町地区で生まれ育った吉田さん。スクリーンに映し出されたかつての本町周辺地区の写真を見ながら「近くには駄菓子屋がたくさんあって友達とよく立ち寄っていた」「たくさんの人でにぎわったたばこ祭の縁日、はワクワクした」などと自身の思い出話を懐かしそうに話した。
18歳から東京へ出て芸能界の第一線で活躍してきた吉田さん。40歳を過ぎたころ、故郷秦野への想いが強くなっていったという。「これからも秦野の魅力をできるだけたくさんの人に伝えていきたい」と話した。
宇山商事を見学した参加者
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