神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2023年12月1日 エリアトップへ

【Web限定記事】 テグス拾いで誕生100年の震生湖の自然守る 日本鳥類保護連盟神奈川県支部ら3者が協力し

社会

公開:2023年12月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
湖畔に埋まるテグスを掘り出す参加者
湖畔に埋まるテグスを掘り出す参加者

 公益財団法人日本鳥類保護連盟神奈川県支部と、はだの野鳥の会、NPO法人水辺基盤協会の三者が協力し、今年で誕生100年を迎えた震生湖で11月11日にテグス(釣り糸)拾いを行った。

 当日は震生湖の湖畔に集合し、二手に分かれて放置されたテグスや疑似餌などを回収して回った。また、昨年に続き釣り人が立ち上げたことから始まった水辺基盤協会がボートを投入し、湖上の木にかかっているテグスの回収も行った。

 最終的にはテグス435g、ルアー397g、疑似餌624g、釣り針117g、錘297g、浮き21gが回収され、総量は1.8kgを超えた。日本鳥類保護連盟神奈川県支部の会員によるとテグスは1gで16mほどあるため、換算すると長さ約7000m分になるという。

秦野の資源守るために

 釣り人が多く訪れる震生湖は、土に埋まったものや湖上の木にかかったものなど、大量のテグスが放置されている。生態系への影響等を懸念し、日本鳥類保護連盟神奈川県支部が2年前に初めて実施し、昨年からはだの野鳥の会と水辺基盤協会も協力。2年前はテグス95g、ルアー40g、疑似餌35gが、昨年はテグス412g、ルアー307g、疑似餌443gが回収されている。

 まだまだ多くのテグスなどが眠っている震生湖。マイクロプラスチック同様自然に戻ることのないテグスは野鳥に被害を与えるため、今後も震生湖での活動は続けていく方針という。

ボートで湖上の木にかかったテグスを回収
ボートで湖上の木にかかったテグスを回収
回収されたテグスや疑似餌など
回収されたテグスや疑似餌など

秦野版のローカルニュース最新6

「恋する浮世絵」で魅了

「恋する浮世絵」で魅了

秦野市立図書館で

5月17日

初めての油絵教室

初めての油絵教室

堀川公民館で全4回

5月17日

市合唱連盟が合唱祭

第40回記念

市合唱連盟が合唱祭

5月17日

シニア塗り絵作品展

シニア塗り絵作品展

南矢名「みかんの木」で

5月17日

出品作品を募集

出品作品を募集

秦野美術協会展

5月17日

2人のピアニストによる名曲コンサート

2人のピアニストによる名曲コンサート

5月23日 午前11時30分開演

5月17日

お得なプランや商品いっぱい!みどりや祭

特別価格の水回り2点セットや大好評コミコミ塗装プラン、ペットのためのリフォーム相談など

https://k-midoriya.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook