東京大手町―箱根芦ノ湖間を往復する新春の風物詩「第93回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」(関東学生陸上競技連盟主催)が明日1月2日(月・振)、3日(火)に行われる。地元・東海大学陸上競技部駅伝チーム(両角速駅伝監督)は、4年連続通算44回目の出場。「総合3位」を大会目標に掲げ、虎視眈々と明日の号砲を待つ。
「フレッシュな走りに期待大」
出雲駅伝3区区間賞の關颯人選手(1年)、ハーフマラソン日本Jr.歴代2位の鬼塚翔太選手(1年)、全日本大学駅伝3区区間賞の館澤亨次選手(1年)をはじめ、16人がエントリーする中に8人のルーキーが名を連ねる。
往路には、「勢いがあり、怖いもの知らず」という1年生を積極的に起用し、「フレッシュな走りで波に乗りたい」と両角駅伝監督。平地の最長距離区間の2区(23・1キロ)がポイントになるとし、「試してみたい」という1年生の抜擢が予想される。また、今大会から区間距離が20・8キロ(前回までは23・2キロ)へと短縮される山上りの5区には、馬力のある走りに定評のある館澤選手とスタミナに絶対の自信を持ち、軽快に走る松尾淳之介選手(1年)が候補にあがっている。”黄金世代”のルーキーたちは、箱根路に向かって「失敗を恐れずチャレンジ精神で挑みたい」と意気込む。
目標「総合3位」
昨年の第92回大会で「花の2区」を走った春日千速選手(3年)や全日本大学駅伝で4区6位の石橋安孝選手(4年)、同6区2位の國行麗生選手(3年)ら堅実で安定感のある上級生らとともにチーム一丸となり「総合3位」を目指す。
とくに、4年生は練習面でも生活面でも下級生を引っ張ってきた。これまで1年生が担当していた寮の清掃を全員で行うように変更したことで団結力が高まり、練習レベルの向上にもつながったという。
「上位は激戦」が予想される今大会。3連覇を目指す青山学院大学を筆頭に、昨秋の全日本大学駅伝の力走が記憶に新しい早稲田大学や山梨学院大学など強豪校がひしめきあう。
東海大は、走者だけでなくサポートに回る上級生たち全員の思いを1本の襷に込め、万全の態勢で箱根路を駆け抜ける。
号砲は、明日午前8時。東海大の過去の最高戦績は2004年第80回大会の総合2位。
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