交通安全活動への長年にわたる功績者へ贈られる交通栄誉章「緑十字銀章」。このほど石井キクヱさん(73・菖蒲)と野沢正男さん(86・新町)が受章し、3月2日に秦野警察署で伝達式が行われた。
同表彰は多年にわたり交通安全活動に尽力し、抜群な功績等があった交通安全功労者に贈られるもの。一般社団法人全日本交通安全協会会長・警察庁長官の連名による表彰で、今年1月19日に行われた「交通安全国民運動中央大会」で表彰式が行われた。
今年度は全国から緑十字金章に146人、緑十字銀章に585人が選ばれ、2日に行われた伝達式では秦野警察署の片山真署長が2人に表彰状を手渡した。
秦野で女性初石井キクヱさん
秦野市で初めて女性で緑十字銀章を受章した石井さん。1979年に秦野市交通安全母の会の役員に、1983年には母の会連絡協議会副会長に就任。あわせて西支部の会長として、38年間にわたって交通安全活動などで学童の見守り活動や交通監視を積極的に行ってきた。現在も秦野市交通安全協会西支部母の会の会長を務めている。
1995年には緑十字銅章を受章。県・警察本部長、県知事表彰なども受賞し、今日に至った。石井さんは「本当に光栄な賞をいただきました。雨の日は大変なこともありましたが、家族の支援や皆様のおかげでここまでやってこられました」と感謝の言葉を述べた。
協会役員として尽力野沢正男さん
野沢さんは1981年に秦野市交通安全協会南支部役員に就任。2006年には同協会の理事として協会運営にも参画し、2014年からは代議員として活躍してきた。
神奈川県知事表彰などのほか、2005年に緑十字銅章を受章。36年間にわたる理事や代議員としての働き、積極的な活動が認められた。年4回行われている交通安全運動への参加や、研修会などに触れ「続けてこられたのはみんなのおかげ。家族の協力もあった」と振り返る野沢さん。「今日が一番印象深く、嬉しい日です」と喜びを語った。
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