三浦版 掲載号:2017年10月20日号
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今年創立50周年を迎えた市立名向小学校のPTA会長を務める前山 裕治さん諸磯在住 39歳

地域を結び、親子を繋ぐ

 ○…名向小のPTA会長職に就いて3年目。学校創立から半世紀の節目を迎える今年は、通常の職務に加えて記念事業の運営に特に奔走してきた。その集大成となるイベント開催をいよいよ数日後に控え、感慨もひとしおだ。理想の学校づくりは、家庭と地域との三位一体であること。「これを機会にたくさんの人に、もっと学校へ来てもらえたら嬉しい」と話した。

 ○…正直なところ、様々な先入観から当初はPTAの加入に気が進まなかったという。周囲の後押しもあって飛び込んだものの、初年度にして会長の大役を引き受けることに。まず取り組んだのは教員との意思疎通、役員の意識改革だった。学校対抗行事では、結束力を高めようと揃いのシャツを作るなど率先して行動。ある時は「会長は偉い。そんなイメージを変えたい」と、組織の潤滑油となり、縁の下の力持ちにもなってきた。「やるなら義務感でなく、保護者も楽しんで学校に関われるようにしたかった」

 ○…自身も同校の卒業生で、思い入れは強い。「小柄だったので、組体操では頂上。小4・6年の先生は今でも覚えているし、校歌も歌える」。次々と懐かしい思い出が溢れてくる。だからこそ、「50周年となる今年を子どもたちの記憶に残るものにしたい」と意気込む。名向小に通って良かった、あの時楽しかった。一人ひとりの心に母校への小さな誇りが芽生えるのを心待ちにする。

 ○…家庭では小学4年の娘の父親。一般的に思春期に差し掛かる頃だが、学校という共通の話題が良いコミュニケーションになっているという。「今日は何かあった?とか、どんなことをしたの?とか。接客業で休みが合いにくい分、日頃から会話をする」と笑みを見せる。我が子も含め、母校の後輩たちに伝えたいのは、「友達を大切に。困っている人を助けられる子になってほしい」とこれからの成長に期待を込めた。

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