緑ケ丘幼稚園(和田)の園児ら約400人が出演する「クリスマス音楽発表会」が先月下旬、パルテノン多摩大ホールで行われた。同園の有馬篤樹園長は「感動のひと時を味わうことができてうれしく思う。今日開催できたのは寒い日でも広い園庭で遊んで、子どもたちが一所懸命頑張った証拠です。幼児教育における音楽教育は感性や人間性を養う。演奏する姿を見て感動を味わってほしい」と話した。
トップバッターを務めたのは、今年度から幼稚園児として毎日通う、2歳児のクラス「いちご組」の園児=写真。立っているのもやっとという2歳児が指揮者の合図に合わせ、合唱「かくれんぼ」や合奏「ミッキーマウス・マーチ」を披露すると、保護者から大きな拍手がおくられた。
その後は、年少・年中・年長のクラスが合唱を披露した。また、毎年多くの楽器が使用されている合奏では、鍵盤ハーモニカやドラムセット、ティンパニーなどの楽器が使用された。
園児たちは元気で可愛らしいステージを見せ、保護者のほか、来賓の阿部裕行市長らを楽しませた。有馬園長は「オーケストラで実際に使用する本物の楽器を演奏する発表会はなかなか無い。本物の楽器で子どもたちの生き抜く力を培う素晴らしい演奏」と話した。
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