国際ソロプチミストアメリカ日本東リジョンの「ヴァイオレット・リチャードソン賞」を受賞した 道合 保奈美さん 桜台在住 17歳
何にでも全力投球
○…「ヴァイオレット・リチャードソン賞」は、国際ソロプチミストアメリカ日本東リジョンが14〜17歳の女性を対象に、地域や学校でのボランティア活動の功績をたたえるもの。同賞の今年度受賞者6人のうちの1人に選ばれた。市内の中高生を中心とした「伊勢原ジュニアリーダーズクラブ」の一員としてボランティア活動を行い、東日本大震災直後には自ら先頭に立って街頭募金を実施し、70万円を超す善意を被災地に送った。こうした取り組みが評価されての受賞に「とても驚いています。日ごろ私たちを支えてくださる方々に感謝です」と喜ぶ。
○…桜台に生まれた。幼いころから活発な性格で、小学3年になると父の勧めで少年野球チームに入団。大勢の男子と一緒に白球を追いかけた。ボランティア活動に関心を持ったのは5年生の時。当時、クラブのメンバーだった姉に影響を受け、中学1年で自身もクラブに。入会以降、子ども会のレクリエーションや震災関連の講演会など、さまざまな活動を同年代の仲間たちと行ってきた。
○…「メンバーは個性豊かで一緒にいると刺激になるんですよ」とうれしそうに笑う。そんな仲間たちとのボランティア活動を通じて学ぶことは多いという。持ち前の元気なあいさつはクラブで身につけた。「ボランティアは相手だけでなく、自分のためにもなっています。活動をさせていただいていることに感謝です」
○…4月からは高校3年生。卒業後は服飾系の専門学校に進み「おしゃれに興味があるので服を作る仕事に就きたい」と将来を見据える。クラブの活動はこれからも続ける予定で「後輩を指導することも今後は自分の大切な仕事」と強い責任感を持つ。学業との両立は大変だが「何にでも全力投球ですよ」と頼もしい。その大きな声と前向きな姿勢が印象的だった。
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