(公財)日本テニス協会の2012年度功労賞を受賞した。 野村 進さん いせはらチャンピオンテニスカレッジ 57歳
ずっとテニス一筋
○…「賞なんて貰ったことが無いから恥ずかしいよ」。長年のジュニア選手育成などが認められ、(公財)日本テニス協会から2012年度・功労賞が贈られた。白根の「いせはらチャンピオンテニスカレッジ」のオーナーで指導者。「表彰式?緊張したよ。でも子どもたちの試合の方がもっと緊張する」と笑顔で話す。
○…佐賀県生まれ。小学生で横浜へ。子どもの頃は身体が弱く、体力作りを理由に学校で一番体を動かしていた軟式テニス部を選んだ。「毎日たくさん走って身体は丈夫になった。でもテニスを始めて2年間は勝ったことが無かったよ」と笑う。中学3年生で硬式に転向、法政二高でテニス漬けの日々を送った。大学卒業後、知人の勧めで京王帝都電鉄のテニススクールコーチに。2年目に引率で参加したジュニアのアメリカ遠征には小学生の松岡修造さんもいたのだとか。27歳で現在のカレッジに勤務し、秦野に移り住んだ。2000年にはカレッジを譲り受ける形でオーナーとなった。
○…「ラケットを振るだけではダメ。運動する能力を上げることが大事」。それがカレッジでの指導方針。難しいことも常に子どもたちの目線に立った指導を心掛けている。もちろん進歩する技術を得るために、スポーツ医学やトレーニング論の勉強は欠かさない。「子どもたちに足りているもの、足りないものは何かを常に考えています。カレッジに入って、テニスが人生の第一目標になってくれる子どももいます。それが一番うれしい」と微笑んだ。
○…麺類が大好き。遠征に行くときは地元で評判の店に行くのが日課のひとつ。ホームページを自作するなど、好奇心も旺盛だ。関東テニス協会ジュニア強化委員であり、全国で100人に満たない(財)日本体育協会公認のテニス・マスターコーチでもある。「正しい技術を教える。地元の人のためのテニス教室であり続けたい」。テニス一筋、ずっとこれからも。
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