昨年4月から伊勢原市スポーツ推進委員協議会の会長を務めている 佐藤 惠子さん 小稲葉在住 64歳
明るく前に進むのみ
○…市民に健康増進と地域交流の機会を提供しているスポーツ推進委員。現在、市内には41人の委員がおり、8地区に分かれて活動している。2月1日には県内市町村の委員が一堂に会する「神奈川県スポーツ推進委員大会」が伊勢原で開かれる。ホスト協議会の会長として、県央地区メンバーと準備に奔走。功労者表彰や委員同士の情報交換が大会の目的だが、「伊勢原を広く知って頂く機会になれば」と期待している。
〇…横浜市に生まれた。小さいころから運動が好きで、兄たちと日暮れまで遊ぶ活発な女の子だった。球技にもすぐ関心を持ち、学生時代はテニスに打ち込んだ。北鎌倉女子学園を卒業後は、平塚市内の自動車会社に就職。その後、27歳で結婚し、伊勢原へ移り住んだ。子育てが一段落したころ、「一緒にテニスをやろう」とママ友から誘いがあり、これが転機となった。
〇…高校時代に置いたラケットを再び握ったのが44歳の時。久しぶりに立ったコートでは、なかなか思い通りのプレーはできなかった。しかし、仲間と汗を流す喜びのなか「やっぱりスポーツが大好き」と再確認。20年経った今も競技を続け、「錦織選手の試合を見てイメージトレーニングをしています」とうれしそうに話す。15年ほど前からスポーツ推進委員を務めるのも「様々な競技を通じて皆で楽しく交流したい」と考えるから。会長の仕事は苦労も少なくないが、「一緒に活動しているメンバーや家族のサポートがあるから頑張れる。感謝でいっぱいです」と頭をさげる。
〇…「細かいことは気にせず、明るく前に進むのみ」がモットー。民生委員として一人暮らしの高齢者宅や老人会を巡回する際も笑顔を絶やさず、皆の声に耳を傾ける。「一人で暮らすご年配の方が気軽に参加できるイベントを開催したいですね」。皆が手を取り合い、楽しく健康に暮らせる伊勢原をめざして、今日も明るく前に進む。
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