「伊勢原グリーン・インストラクターの会」の会長を務める 青柳 幸夫さん 伊勢原在住 60歳
郷土を伝える緑の案内人
○…自然観察会や探鳥会を開き、地域に生きる動植物の生態を解説する「伊勢原グリーン・インストラクターの会」。今年4月から会長を務め、会員およそ40人の先頭に立つ。現在は、5月9日・10日に行われる「公園緑花まつり」にむけて準備に奔走中。会場となる市総合運動公園では、幼児から大人を対象に自然教室を開く。木の実を使った工作コーナーや、葉脈を紙に写すプリント体験、セミの抜け殻を真綿で釣るゲームなど企画満載。「身近な自然を楽しんでいただきたい」と意気込んでいる。
〇…秦野市に生まれた。1歳を前に伊勢原へ移り、豊かな自然の中で幼少期を過ごした。川では魚釣り、竹やぶに踏み入れば探検と基地づくり。「毎日泥だらけになって遊びました」となつかしむ。伊勢原小・伊勢原中に学び、秦野高校では写真部に所属。四季折々の自然をファインダー越しに眺めるのが好きだった。日本大学を卒業後、伊勢原市役所へ。3年後に結婚し、2人の子どもに恵まれた。
〇…1992年、企画室から「財団法人みどりのまち振興財団」に出向した。「伊勢原の自然に育ててもらったという思いがあったので、恩返しの気持ちで働きました」と当時を振り返る。第1回公園緑花まつりや、緑を大切にする心を子どもたちに伝える「グリーン・ハート・スクール」を企画したほか、グリーン・インストラクターの会の前身団体を立ち上げるなど、様々なプロジェクトに参加。その後、議会事務局長、市民生活部長などを務め、今年3月に定年を迎えた。 〇…「37年間、色々な経験をさせていただき感謝でいっぱいです」と頭を下げる。これまで支えてくれた妻への感謝を込め、この間2人で全国を旅したそう。「京都、長野、伊勢志摩、どこも魅力的でした。負けずに伊勢原の良さを発信していきますよ」とにっこり。伊勢原を愛する”緑の案内人”として、これからも自然とともに生きていく。
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