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伊勢原版 公開:2016年7月15日 エリアトップへ

フードスペシャリストとしてエディブルフラワーの講師を務める 加藤 繭さん 池端在住 23歳

公開:2016年7月15日

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花から「農」を伝えたい

 ○…「普段の食卓に自然と花が並ぶ。そんな身近な存在になってほしい」。フードスペシャリストとして、海老名市にあるリコーフューチャーハウスで7月29日と8月23日に開催されるエディブルフラワー教室の講師を務める。エディブルフラワーとは食用に育てられた「食べられる花」のこと。「多くの人に花の魅力を知ってもらいたい」と、自身も初めてとなる講師に気合も入る。

 ○…実家は全国でも数少ないエディブルフラワーを栽培する花卉農家。4人きょうだいの末っ子として、小さい頃から農業に親しんできた。4歳でピアノをはじめ、中沢中では吹奏楽部でサックスを担当。音楽推薦で入った東海大学付属相模高校では、数々のソロコンテストで入賞した。高校2年の時に起きた東日本大震災。「人の為になることをしたい」との思いから、食の道を選び、湘北短期大学・生活プロデュース学科フードコースへ進学。在学中にフードスペシャリストや食生活アドバイザーなどの資格も多数取得した。

 ○…「同世代で農業をしている女子はほとんどいない。食は人の生活とは切っても切れない関係。農家として肌で感じた食文化を伝えていければ」。両親が中心となって育てるエディブルフラワーは40種以上。家業を手伝いながら、花を使った料理を考える。「花自体が健康であることが大事。まだまだ知識が足りない、もっと勉強していきたい」と力強く話した。

 ○…成人式実行委員をはじめ、伊勢原のPRソング「We Love ISEHARA」でヴォーカルを務めるなど、市内でも活発に活動する。趣味はもちろん音楽。高校野球も好きで母校の応援に行くことも多いという。姉と兄が家庭を持った今も、皆が実家の近くに住み、4きょうだいは大の仲良しだ。「楽しい毎日を送っています」と笑顔。これからも家族一丸となって花を通じた農業の大切さを伝えていく。

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