伊勢原市民生委員児童委員協議会の会長を務める 若松 操さん 桜台在住 76歳
地域と共に生きる
○…「みんなで無理なく、頑張りすぎず、良い加減で進めていきたい」。福祉相談や福祉サービスの情報提供、児童の見守りなど、地域住民の立場にたった市民の相談役・支援者として活動を行う伊勢原市民生委員児童委員。市内141人で構成される協議会の会長に昨年12月1日に就任した。全国では民生委員制度は今年で100周年。「地域の皆様が抱える課題はさまざま。その人の思いを尊重する支援を心がけます」と話す。
○…横浜生まれ。大学卒業後にすぐに結婚。ご主人の仕事の関係で伊勢原に移り住み40年以上が過ぎた。PTAや青少年指導員を経て、当時の自治会長からの依頼で民生委員児童委員を引き受けた。気が付けば今年で10期目28年を迎え、「長くやりすぎちゃったかしらねぇ」と苦笑い。地域で活動するからこそ大切な基本的人権の尊重と守秘義務を常に心がけてきた。長年の地域活動で多くの人と出会えたことが喜びだという。「ずっとボランティア。これからも一生ボランティアをしていくと思います」と微笑んだ。
○…会長として行いたいことの一つが「活動の見直し」。時代も変わり、考え方も変わってきたことを感じているという。自主的な活動ゆえにできてしまう個人と地域の差、「今に合わせた活動に見直し、委員の皆さんが自分の時間を持てるように、みんなで分担していきたい」と話す。また新任委員の方には「初めての事に不安も期待もあるかと思います。一人で抱え込まないで相談してほしい。みんなでサポートしていければ」と話した。
○…上平間台自治会では会長も務める。自治会では有志で支えあいサポーター連絡会を立ち上げ、集会所を地域の高齢者サロンとして定期的に開放し、バザーなども行っているという。「地域の中での活動は大切なこと。これからも続けていきたい。みんなと食事してお喋りするのが楽しみです」と笑顔で話した。
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