プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受けた 高橋 礼さん 専修大学野球部 22歳
一球の重みを胸に
○…188センチの長身を畳んで繰り出される右の変則アンダースロー。希少なサブマリン右腕として、マックス141キロの浮き上がる速球と緩急を織り交ぜたピッチングを武器に、10月26日に行われたドラフト会議で福岡ソフトバンクから2位指名を受けた。来季から、プロ野球が新たな活躍の舞台となる。「しっかりと身体を作り、登板機会を勝ち取っていきたい」と力強く話した。
○…千葉県松戸市出身。野球好きの母親の影響もあり小学1年生からソフトボールを始め、プロを夢見て5年生で硬式野球の松戸ボーイズに入団。中学3年生の春、所属する流山ボーイズのコーチに勧められてアンダースローに転向した。進学した専修大松戸高校では投手一本に絞り、3年時にはエースに。その中で「人間性は野球に繋がる」ということを強く感じたという。
○…専修大学野球部に進み、強く感じたのは「自分で考える」こと。練習メニューの質はもちろん、プラスαで足りない部分を補っていった。大学2年春には中継ぎとして同大のリーグ優勝に貢献。同年の侍ジャパン日本代表としてユニバーシアード競技大会の優勝も経験した。「バッターと対峙した時の一球の重み。一球だけでなく牽制でも流れが変わる、だから野球は面白い」。自身も経験した、一球からの悔しい思いで得た言葉だ。また東都リーグでは入替戦も経験し、「気持ちの作り方、臨み方など良い経験になった」という。プロに向けて齋藤正直監督から言われたのは「本を読むこと」。教養も大事なプロへの準備だと微笑んだ。
○…大学4年間を過ごした伊勢原体育寮。大山阿夫利神社での必勝祈願をはじめ、大山へのランニング、体育寮では地域の清掃にも参加した。「大学野球の4年間が自分を成長させてくれ、それを土台にプロになることができた。練習に集中できる環境に感謝。これからも伊勢原を盛り上げていきたい」と笑顔で話した。
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