2018年伊勢原市成人式実行委員会の実行委員長を務める 武次 晃平さん 高森在住 20歳
責任ある二十歳へ
○…「成人式は昔からの仲間に会い、原点を見つめ直す場所。小・中学時代を思い出しに来てください」。1月8日に伊勢原市民文化会館で開催される成人式。今年の実行委員は市内5中学校から18人が集まった。「やってみても楽しいかも」という思いで実行委員長を引き受けたが「思っていたよりも仕事が多くて大変」と苦笑い。メンバーと共に準備も進み、残るは当日を迎えるのみとなった。
○…実行委員会は昨年7月から準備を開始し、今年の成人式を形作ってきた。作業量も多く大変なこともあったが「メンバーはみんな協力的で積極的。順調に進みました」と振り返る。準備では、ビデオ係として母校へ。当時の恩師から「会えて嬉しい」との言葉をもらい、相手が自分のことを思っていてくれることの幸せにも気が付いたという。また、実行委員には当時の生徒会メンバーも。一緒に作業をすることで、中学時代の懐かしさを感じることもあり「嬉しかった」と笑顔で話した。
○…生まれも育ちも伊勢原。緑台小から成瀬中へ進み、中学では生徒会長も務めた。県立小田原高校を経て、現在は早稲田大学社会科学部の2年生。幅広い分野を学びながら、ゼミでは国際経済を選択。政治にも興味があり、将来は報道関係も視野に入れているという。20歳を迎えたいま、感じることは責任。「これまでは親に守られてきた部分も多い。これからは否が応でも責任が出てきます。一つひとつ大人の責任を意識していきたい」とまっすぐな眼差しで話す。
○…趣味は幼稚園から続けているサッカー。今も大学ではフットサルサークルに所属し、地元の友人とも集まってサッカー大会に出場することもあるという。いよいよ迎える成人式当日。実行委員会企画のクイズでは伊勢原にちなんだ問題も用意。「より伊勢原を知るきっかけになれば。自分たちも楽しめる式にしたい」と微笑んだ。
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