伊勢原版 掲載号:2018年5月11日号
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湘南地域県政総合センターの所長に就いた 丸山 尚子さん  58歳

地域に根差す心意気

 ○…「大山に江の島、相模国一之宮などがあり、歴史的にも多くの人が集まる所。今後さらに盛り上がっていく地域だと思います」。4月1日付で子どもみらい担当局長から県の出先機関へ異動。本庁と伊勢原市を含む5市3町をつなぐ橋渡し役として湘南地域のサポートの舵取りにあたる。「新たな観光の核づくり」や2020年東京五輪・パラリンピックに向けたセーリング競技会場の整備といった交流人口の増加を図る事業が目白押しだ。

 ○…静岡県出身。進学先の神奈川で生活者に密着した仕事がしたいと公務員に。子どもや青少年の育成、男女共同参画などに携わり、平塚にあった県の消費生活センターにも勤務。思い入れのある地域が再び職場となり、「ホームに戻ってきたような気持ち。ここでやりがいのある仕事ができることが嬉しくて」と瞳を輝かせる。

 ○…働き方改革のパイオニアでもある。「保育園をはしごして」3人の子を育てた。定時で上がるために常に中身の濃い仕事を意識してきた。「上司や先輩に支えてもらったおかげ。仕事だけでなく、子どもがいたから楽しいこともあり、夢中になってやって来られました」と振り返る。男女ともに家庭と仕事が両立できる働き方に向けて管理職の意識改革も必要だと説く。自立した子どもたちとは趣味のトレッキングや山登り、サッカー観戦を一緒に楽しむ仲だ。

 ○…県政を担う立場として市町や住民の声に耳を傾け、ニーズを把握することの重要性をますます強く感じるという。共生社会の実現を目指す「ともに生きる社会かながわ憲章」の普及啓発など取り組む課題もある。「センターの仕事はオールマイティ。現場に足を運び、この地域を担当できる機会を県政に生かしたい」と語る。厚木市在住。

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