2018年度県体育功労者表彰を受賞した 久保薗(くぼぞの) 晃一さん 池端在住 64歳
弓道の普及・発展に貢献
○…「活動を評価して頂きうれしい。これからもお役に立てるよう精進したい」。県の体育・スポーツ振興に功績のあった個人や団体を表彰する県体育功労者表彰。昨年末に2018年度個人の部で受賞した。伊勢原弓道協会の理事長を務め、未経験者を対象にした弓道教室では企画から運営までを中心に活動。競技の発展に努めている。また市体育協会の理事長としての地域スポーツへの功績も評価された。
○…弓道を始めたのは30歳の時。仕事が忙しく趣味に時間を費やす余裕がなかったが、知人の師範に誘われたのがきっかけ。「簡単そうに見えるけれど奥が深い。雑念があると矢が思うように飛ばない。常に平常心でいる必要があり、そこが難しい」と微笑む。道場では高校生から70歳を過ぎた先輩たちと和気あいあいと練習でき、気分がリフレッシュできたため自然と足が向くようになっていった。初段、弐段と順調に昇段を果たし現在四段。五段を取得し指導者としての貢献も目標だ。
○…神戸市出身。運動が得意で、卓球、バスケットボール、剣道、陸上と様々なスポーツを経験してきた。地元の高校を卒業後、貴金属を扱う企業に就職。製造現場や安全管理などに従事してきた。32歳の時に転勤で家族とともに伊勢原へ。自他ともに認めるほどきっちりとした性格で、責任感が強く有言実行。周りからの人望も厚く頼まれ事も多い。「自分では普通に、真面目に取り組んでいるだけなんですけど」と謙遜する。
○…園芸や家庭菜園も趣味で、弓道とともに気分転換に役立っている。「弓道は生涯スポーツ。細く長く続けられるのが魅力。礼儀作法はもちろん、集中力や精神力が鍛えられました」と話す。今後も多くの人に弓道の楽しさを伝えていく。
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