厚労省から百歳高齢者表彰され、「地域で話題の高齢者」としても紹介された 神林 馨さん 桜台在住 101歳
元気の秘訣は歌うこと
○…厚労省が9月15日の「老人の日」の記念事業として、100歳を超える人の長寿を祝う百歳高齢者表彰。今年は全国で3万7005人が対象となり、その中から特に各地域で活躍している40人を「地域で話題の高齢者」として、ホームページで紹介。パソコンを使って戦争体験をつづった自分史などを制作したり、地域活動に積極的に参加してきたことなどが評価され、伊勢原市民として初めて選ばれた。「健康で長生きできていることが幸せ。家族や周りの人に感謝です」と微笑む。
○…第一次世界大戦が終結し、日本では富山県で米騒動が起きた1918年、新潟県に生まれる。手先が器用でモノ作りが好きだったことから、建設会社に入社。24歳の時、転勤先の茂山(現在の北朝鮮北部)で軍の通信兵として召集された。その後帰国するが、2度目の召集でジャワ島からチモール島に。部隊が2つに分かれると、一方の部隊が敵に攻撃された。「運に恵まれた。亡くなった人の分も与えられた命を大切にしようと誓いました」。帰国後復職し、日本各地のダムの建設現場で作業員を管理する仕事に従事。76歳で引退した。
○…退職後、妻の影響でキリスト教に入信。現在も週に2回教会に通う。「大声で賛美歌を歌うのが健康の秘訣。入信して奉仕の心が芽生えました」。99歳まで、小学校の児童の通学を毎朝見守るボランティアに参加するなど、地域の子どもたちからも慕われてきた。
○…現在娘と二人暮らし。身の回りのことは全部自分でやり、ゴミ出し、アイロンがけなどお手の物。食欲も旺盛で、特にヒレカツに目がない。健康には特に注意を払い、かかりつけ医で検査を怠らない。「これからの人生は神のみぞ知ること。110歳が目標です」と笑顔で話した。
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