3月22日付けで伊勢原警察署第91代署長に就任した 植松 宏文さん 警視 57歳
活気ある警察署めざす
○…署長着任の訓示で約150人の署員に向け、「それぞれの立場を認識し責任を自覚すること」、「各部署間の連携強化」、「健康に留意」の3つを示した。「初の署長職に責任の重さを感じている。地域住民の安全安心を守るため、気遣いなど丁寧な仕事をし、一方で悪に立ち向かう強い執行力を持ち、活気ある警察署をめざします」と意気込みを語る。
○…南足柄市出身。3人兄弟の末っ子。子どもの頃から人が喜ぶ姿を見るのが嬉しく、何事も一生懸命にやる性格。規範意識も高く「人のためになる仕事に就きたい」と高校卒業後、警察官に。大船署に赴任して以来、平塚署や秦野署など各地の警察署の他、本部の捜査2課、広報、警察大学校の教授などを歴任。伊勢原署は25年ぶり2度目で、18カ所目となった。
○…警察大学校では教授として2年間勤務。ここでの経験が警察官としての自分を改めて見つめ直すターニングポイントになった。警察大学校は警察学校の教官などを養成するための教育施設。模範となるため常に自分の行動に気をつけ、警察学校の規律など、どう理解してもらうかを研究する毎日だったという。辿り着いたのが相手の話を聞き、同じ目線で話すこと。「失敗談も含めて自分をさらけ出した。当時の教え子が全国で活躍している。今でも年賀状のやりとりがあります」と嬉しそうに話す。
○…趣味はジョギングと読書。運動嫌いだったが、健康のために走り始めると、風の気持ち良さに気がついた。今ではスマホのアプリを活用して1日に2回走ることもあるという。歴史も好きで、「伊勢原は遺跡があり、古くから人を受け入れる文化があった。走っていても道をあけてくれる、温かい人が多い」とほほ笑む。
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