伊勢原 人物風土記
公開日:2022.06.10
市立図書館ミニギャラリーで作品展を開催する
ミエリョウジさん(本名:齊藤良治)
厚木市在住 40歳
絵を人々の日常にしたい
○...市立図書館で6月19日(日)から、肥後熊本・水俣の風景を中心に、好きな鉄道作品など20点ほどを展示する。祖父母が住む熊本に幼い頃から帰省していたことから、思いも一塩。「本や活字と同じように、多くの人に絵に興味をもってもらい、絵を身近に感じてもらえるきっかけになればうれしい」と話す。
○...市内高森出身。芸能の仕事に就きたいという思いから、成瀬中学校在学中から芸能事務所に所属。伊志田高校卒業後、事務所の養成所で出会った仲間とコンビを組み、お笑い芸人として活動していた。25歳の時に恩師が他界し、芸能活動への意欲が落ちていた時、絵を描こうと思い立った。「自分を表現したいと芸能の道に進んだが、それが絵に変わった。やるからには絵一本で、本気で取り組みたいと思った」。現在はアルバイトをしながら創作活動に励む。
○...雅号のミエは祖母の名前からとった。「とにかく優しくて、おばあちゃん子だった」という。幼い頃から絵を描くのが好きだったが絵は全くの独学で、高校の時に選択授業で美術を学んだ程度。下書きをせず、感じたものをキャンバスに落とし込む技法が持ち味。「見た方がその場所に居たように感じられる風景や街並みを描いている。そこから何かを感じてもらえたら」と微笑む。
○...自身を「マイペースな性格」と分析するが、市内外の飲食店や美容室に自身で売り込み、作品を常設してもらうなど、絵に対する姿勢は真剣そのもの。作品が完成した時が一番やりがいを実感できる。現在は伊勢原大神宮を題材にした作品を創作中。「生まれ育った伊勢原をこれから描いていく。まずは七五三の思い出が深い大神宮から」と笑顔で語る。
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