伊勢原市消防団の消防団長を務める 田中 和浩さん 粟窪在住 58歳
対話重視で団員見守る
○…「安全を心がけ消防活動にあたるように」。伊勢原市内に6分団・27部ある消防団。団員は自営業や会社員など地元住民で組織され、火災や災害時に現場へ駆けつけ消火・救助活動を行う。このほど団の消防車両の更新に伴う引き渡し式が行われ、消防団長として隊員に注意を促した。
○…地元の先輩に誘われて27歳で入団。先輩たちから様々な体験談を教えてもらうことで自身の消防団活動の教訓に生かしてきた。入団から4年後、県の操法大会で優秀賞を取ったことで消防団の重要さや、やりがいを感じるようになった。「練習の成果が出て嬉しかった。同時に市民の安全・安心を守るという責任感が生まれた」と話す。消防団をやっていて良かったのはいろいろな仲間に出会えたこと。昨年団長に就任してからも自身が先輩たちから学んだように対話を大事に、皆が活動しやすい消防団を目指している。
○…生まれも育ちも粟窪。地元の小・中学校を卒業。家業が酪農業を営んでいて、将来跡を継ぐかどうか悩んだこともあったが父親を助けようと決断。農業高校を経て麻布大学の環境畜産学科に進んだ。大学卒業後1年間、愛知県の牧場で酪農を学び、実家に戻り家業を継いだ。その後学生時代から交際していた妻と結婚。現在は田中和浩牧場の代表として妻と娘の3人で成牛30頭、育成牛30頭を飼育している。
○…趣味は大好きなディズニーランドで写真を撮ること。仕事柄休みは2カ月に1度。その休みを利用して家族3人で出かけるのが楽しみ。「『マジック』にかかった一人ですよ」と照れる。また「家族の理解があって消防団活動ができている。感謝ですね」。今後も家族に支えられながら、地域の安全・安心のために消防団活動に尽力する。
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