往年のナンバー響かせ 生き生きバンド市内で活躍
晴天に恵まれた先月29日の午前。ハロウィン北久里浜の会場となった根岸交通公園特設ステージでは、ラテンやポップスを中心とした”粋な”メロディーが響いた。『暗い港のブルース』『青春時代』など往年のヒットナンバー8曲を披露したのは、「BAND CON BRIO(バンド コン ブリオ)」。イタリア語で「生き生きと、元気よく」を意味する通りに、イベントのオープニングを華々しく飾った。
メンバーは、バンドマスターで最高齢の内田稔さん(76歳・トランペット)をはじめとする8人。男性陣は全員が60歳以上だ。「平均年齢ですか? 女性もいるのでご想像にお任せします」と話すのは梅村和美さん(62歳・ドラムス)。この日はハロウィンらしく、三角帽子をかぶっての登場だ。
バンド結成は今から2年前。60年代〜70年代のラテンナンバーや歌謡曲の演奏をコンセプトに活動しようと、音楽サークルの横のつながりで奏者が集まった。現役で仕事をしているメンバーもいるため、月2回の限られた時間の中で練習をしている。現在は、市内の各イベントに出演するほか、老人ホームに慰問もしているという。
梅村さんは「楽しいだけでは進歩しないので、”鬼のバンドマスター”のもとで、常にレベルアップを目指しています」と充実した様子で話す。練習見学・演奏依頼などバンドへの問合せは、マネージャーの石岡さん【電話】046・842・9216まで。
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