観音崎公園でスイセン見頃 18万株が咲き揃う
一帯はスイセンの甘い香りが漂う（＝１月９日撮影）
鴨居の観音崎公園に咲く「ニホンズイセン」の花が見頃を迎えている。園内には約18万株のスイセンが植えられている。自然博物館下・第５駐車場から展望園地周辺・たたら浜園地が観賞スポットになっている。特に自然博物館下の土手に群生し、正面に海を臨む遊歩道沿いで、冷たい海風にそよぐ白色の小さな花があちこちに咲き乱れている。この時期は、散歩中に立ち止まって顔を近付けて香りを楽しむ家族連れや可憐な花をスケッチする人、熱心に写真撮影をするカメラマンの姿も多く見られる。
同博物館担当者は「辺りは甘い香りが漂っていて、来園者に好評。今月いっぱいが見頃のため、ぜひ散策に来て欲しい」と話す。
今冬は比較的開花が早かったため11月下旬から咲き始め、今月下旬までが見頃となっている。また、昨年は灯台下にも新たに５００個の球根の植え付けがおこなわれ、小ぶりながら２月初旬に開花する見込み。
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