地元食材を味わう一皿 8店で始動「うちの横須賀ごはん」
横須賀で採れた魚介と野菜を使用したメニューを提供することで、地産地消の促進と市内外から「食」を目当てにした集客を狙う試みが始まった。
汐入駅周辺で営業する飲食店を中心に、7月1日から販売されている「うちの横須賀ごはん」。料理のジャンルを問わず、地元の食材を使用したワンプレートの食事を1000円以内で提供する。新しいご当地メニューとして定着させることをめざしている。
提供するのは、「ダイニングおおしま」「お好み焼き よし田」「KURIYA厨」「HUNGRY BOY」「汐入萬菜」「ひさご」「大八」「カギロイ」の8店(6月30日現在)。例えば、お好み焼きの「よし田」では、佐島で水揚げされた地タコと、地元のキャベツを使用したカレー味のお好み焼きを1000円で販売。また、創作レストラン「カギロイ」では、やはり佐島の海産物と安田養鶏場(長坂)の卵を使用したシーフードロコモコ(=写真)を880円で提供する。
参加各店のメニューなどが掲載されたパンフレットは7月下旬ごろから「軍港めぐり」乗り場(汐入桟橋)などで配布される予定だ。
「海軍カレーとネイビーバーガーに続く第3の名物にできたら。『うちの横須賀ごはん』を市内観光の目的の一つにしてもらいたい」と、今回旗振り役となった前出「カギロイ」のマスター松田一希氏は話す。「ここの横須賀ごはんはなに?」とお客さんが尋ねてくれるようになることが第一の目標だ。
今後の展望は同メニューを主軸にイベントを開催したり、人気を競うコンテストの実施を考えている。商工会議所の後押しもあり、参加店は拡大している。
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