衣笠栄町にある「はまゆう会館」で先月30日、ホールをホームシアター感覚で個人利用できるユニークな企画が行われた。
音響機材や大画面スクリーンを自由に操って、自分で用意した音楽や映像を好きなように楽しめるもの。1時間単位で10枠用意され、事前の募集でほぼ埋まった。料金も1時間2500円と低額な設定(音楽鑑賞のみは1800円)。
ホールで行われるコンサートや舞台などの興業は土日に集中しがち。空白時間の有効活用に加え、施設そのものの市民周知を狙って同会館と深田台の横須賀市文化会館を管理運営する神奈川共立・不二環境サービス共同事業体が4年前から年に2回のペースで実施している。今回から映像も楽しめるようにした。
「ステージの貸切企画は他のホールでありますが、客席を独り占めできるのは例がないのでは」と担当者。自宅で聞けなくなったレコードを持参する人も少なくないとのこと。
友人7人で申し込んだという戸田宏幸さんは「高性能なオーディオシステムに代え難い。至福の時間を味わえる」と満足げな表情。
管理者では、次回は来年1月を予定している。
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