横須賀美術館では2月、谷内六郎館にちなんだワークショップと講演会を企画している。
こけし作りに挑戦
11日(火・祝)に行われるのは「六郎こけし教室」。”伝統こけし”という木地玩具に強い関心を持っていた谷内六郎。一方、写真家詩人の沼田元氣さん(雑誌「こけし時代」編集長)は、こけしやマトリョーシカの魅力や楽しみ方を発信している。今回のワークショップでは沼田さんを講師に迎え、六郎作品に登場するような、子どもをモデルにしたオリジナルこけしを制作する。「自分が小さかった頃の写真や、お子さんの写真を持参してください」とのこと。
開催時間は午後1時から3時、参加費は1200円(木地代実費)。小学5年生以上対象、定員30人。申し込みは、代表者の郵便番号・住所・電話番号・参加者の氏名・年齢を記入のうえ、〒239-0813横須賀市鴨居4の1横須賀美術館「六郎こけし」係まで。メールでの応募も可。【メール】art-event@city.yokosuka.kanagawa.jpへ。1通につき4人まで、今月27日(月)必着。
鉄道の原風景
六郎の作品には、郷愁を誘う情景に併せて、鉄道風景が描かれたものも多くみられる。これらの作品をきっかけに、「谷内六郎からひろがる鉄道の原風景」と題し23日(日)、講演会が行われる。講師は、地域遺産プロデューサーの米山淳一さん(逸見在住)。米山さんは、日本鉄道協会の顧問を務め、歴史・鉄道遺産を活かしたまちづくりに携わっている。講演では、こうした鉄道遺産の話を交えながら、鉄道の旅路や遠くから聞こえる汽笛の音、力強く走る鉄道の様子―など、日本の原風景に思いを馳せていく。
時間は午前11時から12時、参加無料。定員70人、直接会場へ。2講座ともに会場は同館ワークショップ室。詳細は横須賀美術館【電話】046・845・1212
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