寒くってもへっちゃら
気温11度の中、上半身ハダカで走り回る園児たち―。これは、平作にある城北幼稚園で毎日見られる光景だ。同園は創立47周年。開園間もない頃、外遊びをしていた園児が暑がって服を脱ぎだしたことがきっかけで、以来、朝夕2回行われる「運動の時間」では寒さをもろともせずハダカで取り組む元気な姿が風物詩となった。副園長の笹瀬敏朗さんは「乾布摩擦と似たようなもの。肌を風に晒すことで寒さにも強い体になる」と園児たちを優しく見守る。服の着脱は強制ではなく、気候や園児の体調によって教員らが指導するが、中にはハダカのまま外遊びを楽しむ強者もいるという。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>