「カット」の号令に役者気分 市民参加の演技塾
横須賀の魅力を発信する映画づくりに取り組んでいる久里浜在住の映画監督、矢城潤一さんが今月3日、演技や芝居に興味のある市民23人を集めて「演技塾」を開いた。最年少は12歳、最年長の80歳の男性は夫婦で参加した。
参加者は矢城さんの指導を受けながら発声の訓練、表現者に必要な創造力を身に付けるためのエクササイズをこなした。架空の場面を設定した演技指導では、「『カット』の声が掛かるまで演技を続けること」と矢城さん。本番の撮影さながらの緊張感を味わった。
矢城さんをはじめとする有志グループ「まるごと横須賀の映画をつくる会」では、今秋のクランクインに向けて準備中。地元出身の俳優に市民キャストなどを交え、ドブ板を舞台にした若者の群像劇を構想している。
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