観音崎に茶畑が出現 24日に初摘みイベント
八十八夜が過ぎ、今年も新茶シーズンが到来したが、実は県立観音崎公園の一角にも茶畑があるのをご存じだろうか―。
同園で茶の木栽培を始めたのは2010年の春。お茶を通じた文化交流を図る市民団体「ゆうなぎの会」が、県にやぶ北茶の苗木を約1千本寄贈したことがきっかけだった。観音崎自然博物館の職員が、農薬を使わずに栽培しており、昨年から収穫できるようになったという。同館職員は「茶の木は塩害に弱く、海に囲まれた横須賀の風土はあまり栽培に適していないため、珍しいのでは」と話している。
摘みたてを味わおう
5月24日(土)には「茶摘み大会」が行われる。当日は指導を受けた上で実際に園内で茶摘みを体験。その後、摘みたての茶葉で新茶作り、試飲を楽しむ。「地元観音崎産のお茶で、すがすがしい初夏の香りを味わって」と同園。
午前10時に観音崎公園ビジターセンターに集合し、正午解散。雨天決行、参加費500円。持ち物は運動靴と雨具。定員30人で申込み順(定員に達し次第締切)で、参加希望者は電話で申込み。観音崎自然博物館【電話】046・841・1533
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