日米友好の木であるハナミズキの苗木が米政府から横須賀市に贈られ、今月10日、市役所前公園で植樹式が行われた。
1912年(明治45年)、米国に旧東京市から友好の証として3千本の桜を寄贈してから、一昨年で100周年を迎えた。それを記念し、米政府は2012年から北米原産であるハナミズキ3千本を被災地など日本各地に寄贈する運動「ハナミズキ・イニシアチブ」を進めている。その一環として、横須賀にも25本の寄贈が決定した。出席したアメリカ大使館のデイビット・A・シュレイファー氏は「この木が日本との”絆”の証となることを願う」と期待を込めた。吉田雄人市長は「昨年、来日したケネディ大使に直接寄贈の話をいただいた。米海軍基地のある土地柄、アメリカとの交流は日常的。今後さらに交流を発展させていきたい」と抱負を語った。
ハナミズキの花言葉は「返礼」。毎年ピンクや白の艶やかな花をつける。「来年の春には花が咲き、平均で4〜6mの高さまで成長するだろう」と市公園管理課は話している。
式の最後には、海上自衛隊横須賀音楽隊による「ハナミズキ」も演奏された。
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>