2020年東京五輪・パラリンピック開催に向けて、選手強化の核となる「ナショナルトレーニングセンター」(NTC)拡充施設の誘致をめざす横須賀誘致委員会(竹内英明会長)は今月30日、横須賀市役所で2回目の会合を開いた。強化施設整備に向けた国の動向や今後の展開などが話し合われた=写真。
同委員会では、東京都北区にある既存施設の隣接地が最有力候補に挙げられている現状が報告された。その一方で、同地が約3・4haと狭小であることに加え、マリンスポーツや屋外系競技を集約しきれない状況を踏まえ、横須賀誘致の可能性がゼロではないことを確認。候補予定地を衣笠町のワイハート地区と北下浦の海岸エリアとし、地の利を活かせるマウンテンバイクやウインドサーフィンなどの競技をターゲットに誘致活動を継続する方針が伝えられた。各種目の団体や選手らを招いてPR活動も行う。市内にはウインドサーフィンRS:X級で前回のロンドン五輪に出場した須長由季選手がいる。
同委員会は横須賀市や横須賀市体育協会など25団体79人で構成。トップアスリートの練習拠点を市内に整備することで、地域のスポーツ振興や経済活性につなげたい意向だ。
強化施設整備は、今年12月頃に有識者会議で結論が出される見通し。
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