同校のアリーナに組まれた花祭壇
病気のため今月７日に亡くなった湘南学院高校理事長・高地光雄さん（享年88）の「感謝（哀悼）の会」が23日、佐原にある同校アリーナで営まれた。親族、学校関係者、生徒ら約１４００人が参列して別れを偲んだ。ステージには、同校の校章に向かって羽ばたく鳳凰をモチーフにした花祭壇が飾られた。
高地さんは１９６９年に湘南女子高校の理事に就任。１９９９年に（第４代）理事長となり、その翌年に男女共学化を実現させた。日の出町にあった校舎を佐原に移転新築させる大きな事業も手掛けた。
高地さんの功績を回想した前学院長の本田清忠さんは、「20代の頃に新聞記者として働いた経験から、英語やＩＴなどグローバル教育の重要性を早い段階から説いていた」と述べた。
同校の理事長職とともに大滝町の三笠ビル商店街で「ピンク洋装店」も経営。市制50周年の年に完成したアーケード型商店街建設事業の主要メンバーとして尽力した。横須賀青年会議所理事長、日本青年会議所副会頭なども務めた。
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