戦前から戦後にかけて貨客船、病院船、引揚船として活躍した氷川丸を舞台にした長編アニメ作品「氷川丸ものがたり」の上映会が8月5日(金)、横須賀市文化会館大ホールで開かれる。市が主催する国際平和や国際理解をテーマにした「市民平和のつどい」の一環。
昭和5年に横浜船渠(株)で造られ、日本で唯一現存する戦前の貨客船として現在、横浜市の山下公園前の海上に係留されている氷川丸。横須賀海軍工廠(現在の米軍横須賀基地)で病院船に改造されたことや、引揚船の第一船として帰還したのが浦賀港だったなど横須賀とも関わりが深い。
同作品では、見習い料理人として乗船した主人公が、氷川丸と共に激動の時代を生き抜いていく様子が克明に描かれている。
当日は、原作者である伊藤玄二郎さんが、氷川丸と横須賀の関わりなどを語るトークライブもある。市担当者は「親子で平和の尊さを感じるきっかけになれば」と来場を呼びかけている。
時間は午後2時から4時(開場は午後1時半)。参加無料。定員1000人で先着順受付。申込みは7月14日(木)から27日(水)までとなっている。
希望者は横須賀市コールセンター【電話】046・822・2500(午前8時から午後8時)
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