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横須賀版 公開:2016年7月8日 エリアトップへ

強豪校との大敗をバネに 横須賀総合高校

スポーツ

公開:2016年7月8日

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気持ち一つに全員で声を出し行うランニング練習
気持ち一つに全員で声を出し行うランニング練習

 昨年の県大会では4回戦進出を果たし、強豪校として知られる桐光学園を相手に1点差の接戦を見せるなど、創部以来の飛躍を遂げた。それに反応して、今年新たに入部してきた1年生は22人。選手層に厚みが加わり、総勢54人のチームで今年の夏を戦う。

 練習試合を重ね、夏の舞台に向けて体制を整えていた5月。3年前、全国の頂点に輝いた前橋育英高校(群馬県)との遠征試合で、1点も取ることが出来ない大敗を喫した。しかし、そこで大きな糧を得た。「強豪校との力の差を肌で感じた。今のままの練習量では勝てない」。キャプテンとしてチームを引っ張る清田将義(3年)は、当時の思いを振り返る。

 特に力を入れてきたのは”打力”の強化。2日に1回のペースで行っていた素振りを基礎メニューとして取り入れ、毎日欠かさず約500スイングをこなしてきた。「取られた点は、自分たちの打力で必ず取り返す」―。

市のサポートも力に

 2013年、吉田雄人市長は「甲子園を目指せる体制」の検討を打ち出した。そのモデル校になったのが、市内で唯一の市立、同校だ。

 2014年の4月に発足した市教育委員会を中心とする野球部の強化部会の支援策として、昨年から県立保健福祉大学による熱中症対策や食事指導などソフト面での指導を導入。「強豪校との体力差を埋める」「ケガや故障の予防」をねらった”体づくり”のサポートだ。高橋謙友監督は「体重管理など自分の体を自らコントロールできるようになった」と効果を口にする。

 12年連続で初戦を突破している同校。先輩たちが築いてきた実績を確実に積み上げるため、初戦突破は命題。「サポートしてくれている地域に結果で応えたい」。周りの期待を胸にチーム全員で全力を尽くす。

■7月12日(火)、午後1時半〜対鶴見高校(横浜市):横須賀球場 

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