プロ野球「埼玉西武ライオンズ」で活躍している秋山翔吾選手(大津町出身)が先月18日、プロまでの軌跡などを話す講演会を市内で行った。横須賀市倫理法人会の主催で会場には野球少年やその指導者ら約200人が集まり、地元の”スター”の話に耳を傾けた。
幼少期を語った1部では、一番の思い出に練習をサボって遊んでいると鞄を投げつけられたことを挙げるなど、父とのエピソードを中心に披露。ホームランでも打球が良くなければ叱られ、パワーをつけるために小学生の頃から中学生が使用する思いバットで試合に出場するように命じられていたという。父が病死した小学6年生頃から「プロ野球選手」が「夢」から「目標」になり、一層練習に励んでいったと語った。
プロ野球選手を夢見るすかっ子たちには「多くの練習量をこなすための『走る』が大事。自分は小学3年生から自転車を取り上げられ、とにかく走ったので」とアドバイスした。
第2部では元プロ野球選手の山本賢寿市議らとディスカッション。その中で横須賀が40万人以上の人口を持つ都市の中で唯一甲子園出場校を輩出していないことが話題に。横浜の高校に進んだ同選手は「難しい話だが施設の充実が必要だと思う。外から選手が来たくなるような練習設備を持つなど」と持論を展開。山本議員も「市内にない室内練習場の整備などが具体的な案になる」とした。
地元での初講演を終えて秋山選手は「熱心に耳を傾けてくれて嬉しかった。横須賀の野球人口を増やす手伝いができれば」と話した。
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